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大学受験に失敗しても諦めないで!失敗から学ぶ基本的な対策について徹底的に解説します

  • 2024.03.04
  • その他

大学受験で失敗してもそれですべてが終わるわけではありません。結果が出なくて落ち込みますが、次の大学受験に切り替えて行動する必要があります。大学受験で失敗した場合の行動について解説します。

大学受験に失敗してもすべてが終わりではない

大学受験に失敗したら誰でも落ち込みますが、すぐに切り替えて行動する必要があります。志望校に合格できなかった場合は、第2志望の大学を受験するか、1年間浪人して再度受験するか選択しなければいけません。第2志望の大学を受験する場合は、対策する時間があまりないため、すぐに切り替えて勉強する必要があります。
しかし、志望大学を目指して受験勉強を頑張ってきたため、失敗したらかなり気持ちも落ち込むことでしょう。次に向かって前向きに行動できるように、大学受験で失敗した時の選択肢をいくつか紹介するので参考にしてください。

大学受験に失敗した場合の選択肢は?

大学受験に失敗した際の選択肢はいくつかあり、人によっては1年間かけて浪人するのが1番よくない場合があります。大学に失敗した際の選択肢を紹介するので確認してください。

1.滑り止めの大学に進学する

滑り止めの大学に進学する方法があります。滑り止めの大学に進学すると、1年間浪人しなくても済むため、妥協できるならば滑り止めの大学に進学しましょう。しかし、滑り止めの大学に合格しても、その大学で学びたいことがあるかが重要です。
滑り止めの大学で学びたいことがなければ、進学したとしても途中で大学を辞めてしまうかもしれません。滑り止めの大学を受験する前に、本当に学びたいことがあるか確認してから受験してください。

2.浪人する

金銭的に余裕があるならば浪人がおすすめです。浪人することで現役の頃よりも受験勉強の時間を十分確保できるため、第一志望の合格率が上がります。しかし、浪人生になるとモチベーションの低下によって、現役時代に受験した結果よりも悪くなる方もいます。
浪人を選択する際は、いろいろな誘惑に打ち勝つ必要があります。遊びの誘惑や孤独の誘惑など浪人生活は厳しい環境であるため、それを理解したうえで受験生活を送る必要があります。遊びの誘惑や孤独感を感じる方は、予備校に通うことがおすすめです。費用はかかりますが勉強する環境が予備校には用意されているため、宅浪で1年間勉強するよりもよい結果が出やすいです。

3.3月入試(後期日程)で現役合格を目指す

第一志望の大学に落ちたとしても、後期日程があるためまだあきらめてはいけません。浪人することが厳しいならば、後期日程でご自身の希望の大学を受験するのが望ましいです。後期日程でも多くの大学を受験できるため、ご自身のレベルにあった大学が必ず見つかります。
第一志望の大学に落ちることを想定し、後期日程の大学をいくつかピックアップしておきましょう。事前に後期日程で受けられる大学を見つけておくことで、前期日程の受験もそれほど緊張せず受験できます。浪人生活ができない方は、後期日程で現役合格を目指してください。

4.専門学校へ進学する

専門学校へ進学する道もあります。専門学校によっては、3月末まで受験生を募集しているところもあるため、大学受験に失敗してしまった方でも問題ありません。しかし専門学校を選ぶ際も、ご自身の学びたい学校を探す必要があり、とくに興味のない学校へ進学するのは止めましょう。興味のない学問を勉強しても、途中で挫折してしまう可能性があるため、ご自身の興味のある学校に進学してください。
専門学校には、公務員やコンピューター、ゲーム、経営、経済、デザイン、写真などさまざまなジャンルの学校があります。専門学校を調べるとご自身の興味の学校が必ず見つかるため、幅広いジャンルから興味のあるものを選んでください。専門学校によっても大学への編入制度を設けているところもあるため、どうしても大学進学にあきらめがつかない方は、専門学校からの編入を検討するのもよいでしょう。

5.就職する

大学に失敗した方の中には、就職する方もいます。就職すること自体悪い選択ではありませんが、大学受験を目指している方がいきなり就職に切り替えようとしても、就職活動に熱意を注げない可能性があります。おすすめとしては、専門学校やレベルを落としてでも大学に通うのがよいです。高校生で就職できる場所は少ないため、進学してスキルや知識を身に着けてから就職するのが望ましいでしょう。

6.留学する

留学する道もあります。留学する場合は金銭的に費用がかかりますが、目的をもって留学するのならば悪い選択ではありません。留学することで語学のスキルが上がるため、将来的に語学力を活かせる職業に就けるかもしれません。
しかし、留学の道も簡単な選択ではありません。旅行の気分で留学を選択すると、留学先での厳しさに挫折してしまう可能性があるので注意が必要です。留学を選択する際は、留学先でどのようなことを学びたいかしっかり考えたうえで選択するのが望ましいです。

7.フリーターになる

フリーターになる選択肢もあります。アルバイトで社会経験を積むことで、次の道を見つけられるかもしれません。しかし目標を常に持っておかないと、ずっとアルバイト生活をすることになり、将来の不安を抱えたまま働き続けることになります。
フリーターになる場合は、アルバイトから社員採用のある仕事先で働くのがおすすめです。アルバイト先でよい結果を残せれば、そのまま就職できる可能性があります。フリーターとして働く際は、将来のことを考えながら働いてください。

大学受験に失敗した場合の気持ちの切り替え方

一生懸命大学受験に取り組んできた方が失敗した場合は、なかなか気持ちの切り替えができない場合があります。一人で悩んでいてもなかなか解決しないため、気持ちを切り替えられない方は以下の方法を参考にしてください。

落ち込みすぎは程々に、まずは自己分析をしてみる

なぜ合格できなかったのかを自己分析してください。合格できなかったのには理由があるため、自己分析をすると次の受験につながります。しかし、自己分析したくてもなかなかモチベーションが上がらない方もいるでしょう。
合格通知を受けたその日は落ち込んでも構いません。翌日からは次の行動に向けて前向きに行動し、落ち込む期間を最小限にするのならば問題ありません。何も行動しないと気持ちも引きずるため、何か行動することから始めましょう。

進みたい道や、やりたいことを改めて考えてみる

進みたい道を考え直す方法もあります。合格できなかった場合は、他の選択肢に進路を変えられる機会でもあるため、本当にやりたいことを改めて考え直すのもよいでしょう。他にやりたいことが見つかれば、志望校の変更や専門学校への進学に切り替えられます。

家族や友人に思いを相談してみる

家族や友人と相談しましょう。一人で悩みを抱え込むとなかなか次の行動に移せないため、人と会話することが大切です。大学へ合格できなかった心境を誰かに話すことは勇気のいることですが、あなたの勉強の頑張りを見ていた方ならば、そのつらさを十分わかってもらえるはずです。次の進路や今後の相談を誰かと相談して、一緒に決めてもらうのも選択の一つです。

大学受験に失敗しやすい人の特徴は?失敗を防ぐための対策も

大学受験に失敗しやすい方の特徴がいくつかあります。大学受験で失敗しないためにも、失敗しやすい方の特徴や対策を確認してください。

勉強方法を失敗してしまった

勉強方法に失敗してしまった場合があります。よくある失敗として、基礎を理解していないのに過去問や演習を繰り返し、本番のテストに対応できない方が多いです。

【対策】

過去問対策を行うのは非常に重要ですが、問題の基礎を理解しているかどうかもそれ以上に重要です。基礎を理解できていないと、少し問題を変えられただけで対応できなくなるため、まずは基本的なことを理解しているか確認する必要があります。模試を何回も受験し、苦手な単元を把握して基礎を固めましょう。

受験までのスケジュール管理ができなかった

スケジュール管理に失敗すると、効率的に勉強できずに失敗します。予備校や塾に通っていても、講義を受けるだけになってしまい、計画的に勉強を進めていない可能性があります。

【対策】

スケジュールを立てるには、細かく計画を立てることが重要です。1週間分の計画と1日ごとの計画とに分けて、何を勉強するかスケジューリングしなければいけません。細かく計画を立てないと、理解していない単元を優先的に進められず、理解不足のまま試験を受けている可能性があります。手帳やカレンダーに細かく予定を記入して、計画的に勉強を進めましょう。

予備校や塾があっていなかった

予備校や塾がご自身のレベルに合っていなかった可能性があります。レベルが難しすぎると理解ができないまま授業を受けることになるため、わからない単元は結局自分で解決しなければいけません。逆に、簡単な基本コースばかり受講していると、志望校のレベルの問題に対応していない可能性があります。

【対策】

予備校や塾に通う前に、予備校のレベルがどのくらいか知っておく必要があります。通う前の体験授業や利用者の口コミ、合格実績を確認しておくことでご自身の目指す大学レベルに適しているか把握できます。

模試の取り組みがよくなかった

模試を上手く活用しないと効率的に点数アップしません。模試を受ける重要性は多くの方が理解していますが、模試を利用し上手く復習できていない方が多いです。模試はご自身の結果だけを知るためだけではなく、今後の勉強を効率的に復習するために使用します。

【対策】

模試を受けた後は当日か翌日に復習し、復習ノートを作成しましょう。間違った問題やポイントを自分だけの復習ノートを作成することで、似たような問題が出題されても対応できます。復習ノートを作成する場合は、科目別に分けてわかりやすくまとめることをおすすめします。

体調管理ができなかった

上手く体調管理ができずに失敗する方もいます。受験シーズンは風邪やインフルエンザが流行する時期でもあるため、日ごろの体調管理には十分気をつける必要があります。受験勉強を一生懸命しても、当日風邪を引いてしまうと集中力を維持できずに、本来の実力を発揮できない場合があります。

【対策】

受験シーズンだけでなく、日ごろの生活も規則正しい生活を心がけましょう。毎日最低でも7時間以上睡眠し、食生活にも気を付けてください。受験シーズンだけ規則正しい生活をするのではなく、高校3年生になったら勉強と同じくらい健康管理も意識する必要があります。本番はいつもと同じ状態で受けられるように健康にも気をつけましょう。

まとめ

今回は大学受験に失敗した後の選択肢について解説しました。大学受験に失敗してもすべてが終わるわけではないため、すぐに切り替えて行動するのが望ましいです。落ち込んで悩んでしまっている方は、周りの方と相談して次の進路を決めましょう。進学するか就職するか選ぶ選択肢はたくさんありますが、ご自身の納得できる選択を心がけてください。

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